くるりの「東京」と忘れられない彼

2年前、年上の男性と付き合っていました。
同級生や、少し年下の男性とばかり付き合ってきた自分には新鮮で、精神的に大人だし優しくて大好きでした。
あまりおしゃべりな方ではありませんでしたが、私のことを思ってくれているのは伝わってきましたし、私も同じ気持ちでした。

 

彼は学生時代に音楽をやっていて、バンドを組んでいたこともあり、音楽が大好きな人でした。
私も音楽は趣味のひとつなので、よく彼と一緒にカラオケにも行っていました。
彼は歌うのがとても上手で、私は彼の歌を聞くのが好きでした。

 

ある時、歌ってくれたのがくるりの「東京」という曲です。
その曲は、東京に出てきた人が、故郷にいるらしき「君」に会いたくなったり、電話したくなったり…という内容で、ロックなのですがどこか切なさも感じる曲です。
これが彼にとても似合っていて、私はその時初めてこの曲を知ったのですが、とても気に入ってしまいました。

 

今では私もよく車の中などで聞いています。
この彼とは1年ほど付き合いましたが、やむを得ない事情でお別れしました。
お互い嫌いで別れたわけではなかったし、当時はとても辛かったです。

 

全てを捨ててでも彼と一緒に、とも考えましたが、それはなんとか思いとどまりました。
私はカラオケが趣味でよく行くのですが、必ずこの「東京」を歌っています。
この曲を歌う度、彼を思い出すのです。

 

今はどこにいるかもわからない彼を思い、会いたくなります。
一生忘れられない人です。